第7章 撮影会とお姫様。(Six Gravity編)
そして、再び春さんとの撮影。
「流那。」
『春さん…。』
「どう、いけそう?」
私はそんな問い掛けに笑顔で「大丈夫です。」と答えると春さんに頭を下げた。
『先程は、手間をとらせてしまって本当に申し訳ないです。』
と、謝罪を口にすると春さんは面白そうに笑いだした。
「そんな、気にすることないのに…流那は偉いね。」
そういって私の頭を優しく撫でる。
撮影が再開して、私は数十分前に始さんに言われた事を思い出して深呼吸をした。
「大丈夫、俺もなるべく息がかからないようにするからね。」
『ありがとうございます春さん。』
さっき撮影したときよりも落ち着いていたため春さんの吐息もさほど気にならず、もちろん春さんもあまり息がかからないようにと気を付けてくれてる。
そんな中でも少しの笑顔とクールさは忘れない。
そして、撮影は無事に終了した。