第7章 撮影会とお姫様。(Six Gravity編)
さくさく進みますね、ですが一番の難題です。
そう、葵。
私の髪をトリーミングしてくれるって感じの構図なんですが、女の子の髪を弄ることはあまりないのか妙に緊張してしまう葵。
『葵…?』
「えっ、あ…う、うん。」
『大丈夫?』
「あー…うん…ごめん流那ちゃん…。」
『大丈夫だよ?女の子になれてないんでしょ?』
「うん…どうしよう…。」
『どうしても緊張しちゃう?』
「うん…。」
なにか打開策を…考えないと。
女の子かぁ…。
男の子と思え、とかも無理そうだしなぁ。
あ、そうだ。
『葵、私って動物に例えると何だと思う?』
「え?ど、動物…?
えっと…そうだなぁ…。
犬?とか?」
『じゃあさ、ゴールデンレトリバーだと思ってみて?』
「えぇ?!」
『大丈夫だよ、葵ならできる。
ほら、私はゴールデンレトリバー。
動物をブラッシングしてると思って?』
「う、うんやってみる。
流那はゴールデンレトリバー…流那はゴールデンレトリバー…。
うん、なんか行ける気がしてきた。」
と自然と笑みか出てくる葵。
ちょっと時間は押したが難なく撮影は終わった。
『これからお風呂上がりとか葵にブラッシングしてもらお。』
「えっ?!」