第3章 日常はいつだって平凡だ。
春さんは始さん、私は新を起こすことになったんだけど。
『新…起きて。』
「んー…あと1時間…。」
(おい、1時間後には現場にいないと収録始まるわ。)
なんて内心思いながらとりあえず揺さぶってみる。
『あーらーたー!起きないと葵にその頭直してもらえないよー?』
毎回のごとくものすごい寝癖である。
「んー…。」
これでも起きないか…。
なら最終手段だ。
『起きないと新のイチゴ牛乳全部飲んじゃうよ~。』
「(ガバッ!)起きます、はい、おきました!!」
『おはよう新。
今日スタジオ収録があるって葵が言ってたよ。』
とりあえず起きた新にそう告げて、部屋からでようと背を向けるが…。
「まって。」
と、新に突然手を捕まれる。
『ん?どうしたの?』
振り替えると。
「おはようのチューは?(真顔)」
『するわけないでしょう。
新は私をなんだと思ってるの。』
殺気を放つ私を恐れてか手を離す新。
「いやいや、冗談だよ?!
なにってそりゃ俺たちのお姫様だろ?」
って、そりゃ当たり前でしょうが。
まあ、とりあえず新は起こしたし共有ルームに戻ることにしよう。