第5章 仲良く
黄瀬「紫原っちーアヤっちー綿あめ買ってきたっすよー!」
真紀「ただいまー」
「黄瀬君、真紀ありがと!」
紫原「ふわふわぁー」
『ふわふわぁー』なんて、子供っぽくて可愛いなぁ
真紀「なにニヤニヤしてんの、こわっ」
「え!?いや、なんでもないよ!?」
黄瀬「今年も花火、綺麗っすねー」
紫原「そだねー」
黄瀬「紫原っちはいつも食べてばっかじゃないっすかー、ちゃんと花火見るっすー」
紫原「だって美味しいし」
黄瀬「もー真紀っちとアヤっちは毎年来るんすか?」
真紀「私は毎年来てるけど、アヤは3年ぶりだよね?」
「うん!すっごい久しぶり!」
黄瀬「3年ぶりっすか!どっか行ってたんすか??」
「親の仕事の関係でアメリカに」
黄瀬「アメリカ!?火神っちと一緒じゃないっすかー」
「かがみっち?」
黄瀬「誠凛高校のバスケ部っす!氷室先輩の…」
「氷室先輩!?今、氷室先輩って言いました!?」
黄瀬「い、言ったっす」
「氷室先輩は陽泉高校の方で私向こうでお世話になってたんです!」
紫原「室ちんの知り合い??」
「そんなとこですね!」
みんな、氷室先輩の知り合いだったんだ
それに紫原君は同じ高校に通ってる
なんか安心したし、楽しい高校生活になりそう!