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イケメン戦国 「めぐり逢い」

第121章 佐助が行く


信長の言に皆が頷く。

「わかりました。それでは…行ってきます。こちらには更に三月後に戻る予定です」

「息災でな」

秀吉が声を掛ける。

「ありがとうございます、秀吉公」

佐助は天井に戻り、外した天井板をはめ込んで去って行った。















そして、二日後。

不思議な嵐が卯の刻に一部の場所に起き、ワームホールに飛び込んだ佐助の姿が、安土から消えた。

「佐助、無事に戻って来いよ」

幸村は雨に濡れたまま、消えた佐助が飛び込んだワームホールの有った方向を、しばらく見つめていた。
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