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イケメン戦国 「めぐり逢い」

第110章 衝撃


「うわあっ」

富弥が大声で叫んだ声が聞こえ、春も声の無い悲鳴を発し、尻もちをその場でついた。

雨が何故か店の中にいる、娘二人のほうへ手を伸ばすように吹き込んだ。

雲が店の中に、煙のように広がる。

「葉月!舞様!」

春が急いで叫んだが、二人の声は、聞こえない。



雲が店の中から突然消えた。

春と富弥は店内を見回した。

どこにも行きようのないはずの、葉月と舞。



二人の姿は。



店から忽然と。






消えて、いた。
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