• テキストサイズ

イケメン戦国 「めぐり逢い」

第85章 お仕置き?


「…いえ、やっぱり読めませんでした。
私、こういうくずし字を読めるように勉強しなくちゃならないです」

本を元のところに戻し、三成のほうを振り向いた。

「じゃあ、私がこども用の本を探して参ります。
それを使って勉強してはどうでしょう?」

「こども用…そのほうが良いと思います。是非お願いします」

そして、御殿に来る事になった理由を思い出す。

「それで、あのー、お仕置きって何ですか?」

三成はああ、と葉月に近寄り、ひょいと横抱きにすると布団へ連れて行き降ろす。

「え…え…?」

愛される?と思っていたら、いきなり夜着を暴かれ、からだをむき出しにされる。

「み、つなり、さま…っ?」

昨日と違う荒々しさに驚く葉月。

「達することを許しません」

「…は!?」

「良いところで止めます。それがお仕置きです」

「え、え、えええ?」

一体何をされるのかと思ったら、達する事をさせない、と三成は言う。

葉月はたいした事ない、と思い、しかし、その考えをすぐ覆さないとならない事に気付く。
/ 565ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp