第66章 甘い囁き(R18)
いやいや、と頭を左右に振り、触れられるのを葉月は拒否する。
「そんなに嫌がるなんて、気持良いんですね」
更に蕾に触れられ、葉月は絶頂を迎えたのか、背中をのけぞらせた。
「ああ、あ…っ…」
葉月は息を乱し、整えるのに、何度も何度も深呼吸をする。
「大丈夫です…か?葉月さん」
三成が問うてくる。
「…だ、だいじょう、ぶ、です」
ケホンとひとつ咳をして、息の乱れを整えた。
「さ、もっと甘やかしてさしあげます」
「あ、あのっ、も、もう、昨日の今日で、からだが無理、です」
急いで葉月は言う。