第66章 甘い囁き(R18)
葉月は小さく返事をし、今日はゆっくり足を開く。
「今日は素直でいい子なんですね」
開いた足の間に自分のからだを滑り込ませて三成は言う。
言われた葉月は唇をきゅっと結び、ふいと横を向く。
「…三成様、意地悪です…」
「どこが意地悪ですか?」
上から葉月の顔を覗き込む三成に、目を動かし、ちろりと見る葉月。
「も…もう、ご自分が一番わかってるでしょう…」
横を向いたまま答える葉月に、余裕のある笑みを浮かべ、三成は唇を葉月の首筋に這わせ、耳たぶを軽く噛む。
「はぁ…っ」
葉月がため息のような吐息をこぼす。
「私が意地悪だと言うのですか?それなら、そんな事を言われないように、この後はぐずぐずに葉月さんを蕩かしていきますよ」
「も、もう…そういう事を言うのが、意地悪ですってば…」
葉月が反論するが、三成はそのまま指を葉月のからだの中心へ触れる。
「意地悪ではなくて、甘やかし、ですよ」
柔らかい水音がし、潤っているのがわかる。
「これからもっと良い音を聞かせてください…」