第57章 初めて(R18)
三成の指は葉月の中をあちこちまさぐり、そのうち、葉月がぴくりと反応するところを見付ける。
「ここ、ですね」
「…なに、が…あっ…」
三成の深い笑みと共に、指の動きが激しくなり、葉月がからだを反らす。
「ああ…っ、み…つ…そこ…」
「葉月さん、指、もう一本入れます」
三成は指をもう一本葉月の中へ入れ、見付けた葉月の感じる箇所を擦る。
「いや…っ、そこ…だめ…っ」
甘い喘ぎをあげる葉月に、三成も息を深く吐き、満足そうに言う。
「良い声ですね、もっと啼いてください。ほら、これでどうですか…」
中を擦るのを更に激しく執拗にし、葉月は悶える。
「あ…だめ…っ、いやあ…っ」
途端、きゅうっと三成の指が中で締め付けられ、葉月がどくんどくんと脈うつ鼓動を感じ、達した事に気が付く。
「…達しましたね。初めてにしては早いです…感じやすいのでしょうか」
「達する…」
涙目で息を大きく吐き、自分に何が起きたか考える葉月。
『達する…ああ、これ、イクってことだよね…こんな感じなんだ…』