第27章 トド松END〜警部補とわたし〜(※)

「んっ……だめっ……」

トド松先輩が耳元で囁いた。
「僕、今すぐゆりちゃんと繋がりたいな」

胸が鳴る。

先輩が私を求めている。
それがこんなにも嬉しいなんて。

「先輩ってば、まだ服も脱いでないのに……」

「だって、待てないもん。だめ？」

上目遣いで言われると、何も言えなくなってしまう。
こういうところ、本当にずるい。

「じゃあ、下だけ脱ぎます」

ストッキングに手をかけると、「待って」と止められた。

「僕ね、それも待てない」

「え？　だって、脱がないと――」

トド松先輩はふふっと笑うと、私の太腿をさすった。
足の付け根まで優しく指を滑らせたかと思うと、いきなりビリッと大きな音。

え！？　破ってる！？

「ごめんね。新しいの買ってあげるから。僕、もう限界……」

見ると、ストッキングは股間部分だけ見事に破かれていた。
トド松先輩がカチャカチャと自身のベルトを外す。

「っ！？　うそ！　このまま！？」

先輩が私の足を割って覆い被さる。
ショーツをずらされ、あてがわれた先輩の男根はすでに硬くガチガチになっていた。

「ゆりちゃん、やっと僕たち……」

最後まで言葉は続かなかった。

トド松先輩が腰を沈め、ぐちゅっと水音が響く。
同時に太い男根が私の中に強引に侵入してきた。

「んっ……」
思わず声が漏れる。

「痛い？」
心配そうな声。

私は首を振った。
自分でも気づかなかったけど、トド松先輩を受け入れる準備は充分にできていた。