《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第5章 女王様への黄色い嫉妬(※十四松)
「だめだよ、ゆりちゃん……」
そう言いながらも、十四松さんの右手はスカートの中に侵入してきた。
太腿の内側を撫で回すと、やがて指がそろそろと這い上がり、危ないほどに股の付け根へと近づいていく。
「あっ……」
くすぐったさと気持ちよさの混じった刺激。
思わず声を漏らすと、彼の呼吸が激しくなった。
太い指が下着に到着し、食い込んだ部分をそろそろと撫でる。
「十四松さん……そんなところ……だめ……」
震える声で牽制するも、彼は黙って指を下着の中へと侵入させた。
「んっ……!」
十四松さんの指先が敏感な部分に触れる。
「ゆりちゃん、濡れてる……」
太い指が入り口を優しく愛撫し、その上にある硬い突起に触れた。
「あぁんっ!」
強い刺激にたまらず声を上げると、彼は私の下着を下げようとした。
「だ、だめっ! 人に見られちゃうっ」
「……見えないよ」
「誰か来たらっ」
「こんな時間に誰も来ないよ」
十四松さんが真っ直ぐに私を見る。
いつもの天使みたいな彼はそこにはいなかった。
「あ、えっと」
何と答えればいいのか困っていると、十四松さんに肩を掴まれ、後ろへ押される。
「っ!?」
ベンチの横にあるペンキの禿げかかった球形のジャングルジムに背中がぶつかった。