《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第25章 一松END〜庭師とわたし〜(※)
「いやっ!」
足を強引に開かされ、男が覆い被さる。
「いいから! すぐ済む!」
「離して!」
男が私を押さえながら、自分のものを出す。
もがいてもびくともしない。
「大人しく挿れさせろよ!」
硬い異物が秘部に押し付けられた。
「きゃあ! だめ!」
バタバタと暴れると、男はぐっと腰を落とす。
……あれ?
私は目を開けた。
男の動きがなぜか止まったのだ。
「え、なに……?」
男は痛みを堪えるように顔を歪めている。
よく見ると、男の手首を誰かが強い力で掴んでいた。
指が食い込み、血が滲むのが見える。
「あんたに同感だよ……俺が女でもこんなゴミクズ、付き合いたくねぇ……」
聞き慣れた声が響いた。
もしかして……。
瞬間、男の手首が捻られる。
男が悲鳴を上げて、私の上から飛び退いた。
「一松さん!?」
体が自由になった私は起き上がる。
「人の女に手を出してんじゃねぇよ! スポーツだぁ? そんなもん、やらなくても毎日ブラックに死ぬほど働いて鍛えてんだよ!」
今度は鈍い音。
一松さんが男を殴った音だ。
「てめぇ!」
男が起き上がり、一松さんの襟を掴む。
瞬間、男は後ろから何者かに引き剥がされ、床に投げられた。
「フッ、うちの優秀な庭師に汚い手で触るんじゃあない」
低く響く美声。
カラ松さんがいつの間にか立っていた。