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《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第5章 女王様への黄色い嫉妬(※十四松)


「十四松く〜ん? 聞いてる?」

トト子さんは、指でぐりぐりと十四松さんの股間を押す。

「うぁっ! トト子ちゃん……!」

十四松さんが熱に浮かされたような表情で見上げた。

「ねえ、トト子、今日は思いっ切り買い物したい気分なの! なんかもう全部どーでもいいやって気分で。で、十四松くん、どうしてトト子に付き合ってくれないの?」

「今日は先約があって……」

「先約? トト子より優先するものなんて、この世にあるの?」

「ご、ごめん、トト子ちゃん……。あ、明日じゃ、だめっすか?」

トト子さんがぐいっと十四松さんの股間を強く引っ張った。

「んあっ!」

十四松さんがまた叫ぶ。

「あ、やばい、やばいよっ! 取れちゃう! 取れちゃうよぉ! トト子ちゃん!」

トト子さんは、手を離すと息を吐き捨て、立ち上がった。


十四松さんの下半身が大きく膨らんでいるのが見える。
窮屈そうで今にも制服を突き破りそうだ。


「あーあ! つまんない! チョロ松さんかトド松くんを誘おうーっと!」

トト子さんは、手錠を外して十四松さんを解放すると、ドアに向かってきた。

あ、やばい、と思ったが間に合わず、トト子さんが勢い良くドアを開ける。


「あ……!」


突っ立っている私を見て、トト子さんが目を見開いた。


 
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