《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第25章 一松END〜庭師とわたし〜(※)
「あっ……」
私の中に侵入してきたそれは、いつもよりも太く硬い。
「っ……ゆりだって興奮してるんだろ……? すげぇ中熱くてトロトロ……」
絞り出すように言葉を吐きながら、静かに腰を沈めていく彼。
「っ……一松さん……」
肉を押し分け、一松さんのものが私の中を隙間なく埋めていく。
中程まで入ったところで私の腰を強く掴むと、急にぐいと引っ張った。
「あっ!」
一気にズンと根本まで入る。
一松さんは腰を止めて、息を吐いた。
「やば……すごくいい……」
「っ……ぁ……一松さん……」
「どうなの? こんなベランダで後ろからチンコ挿れられる気分は……」
どうなのって聞かれても……。
手すりを掴む手に力が入る。
「別に……」
「別に? そんなによくないってこと……? じゃあ、しばらくこのままね。俺、動かないから……」
「え!? このまま!?」
一松さんが返事をしなかったので、私はそのまま目の前の暗闇を見つめた。
明るい昼間とは全く違う景色。
夜のベランダは、やっぱり違う。
闇の中で繋がる背徳感にゾクゾクする。
一松さんは宣言通り、本当に動かなかった。