《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第25章 一松END〜庭師とわたし〜(※)
「ねぇ、本当はゆりもしたいんだろ……?」
甘えた口調で囁いてくる一松さん。
「だから……明日も仕事ですし……」
一松さんの手がそろそろと胸の頂きにまで下りた。
「あんた、勤務中に散々やらしいことしておいて、よく言うよ……」
「それは一松さんがっ……ん……」
唇で塞がれる。
静かなベランダにチュッチュッとリップ音が響いた。
「ゆり……嬉しい……今日からしばらく一緒……」
なんで恋人みたいなこと言うんだろう。
もちろん、私も一緒にいられるのが嬉しくてドキドキしてるけど……。
そんなことを考えながら、一松さんの温かいキスを受け止める。
まだ濡れている彼の髪から私の顔に水滴が落ちた。
「んっ……」
舌を絡めているうちに身体はいつの間にか解け、私たちは向かい合う。
「はあっ……いつも俺が出して終わりだから……今日はゆりを気持ちよくしたい……」
優しく胸を揉みしだきながら、うっとりと私を見る一松さん。
「でも、ベランダは……」
「ベランダだから、いいんだろ……?」
前の開いたブラウスと下着を強引に脱がされる。
「だめだよ、見えちゃうっ」
慌てて手で隠すと、一松さんはニヤニヤ笑った。
「誰も見てないから……」
「そんなの分からないでしょ!? 外は暗いし……」
彼は構わず私の胸に唇をつけた。