• テキストサイズ

《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第22章 おそ松END〜なごみ探偵とわたし〜(※)


***

「ゆりちゃ〜ん! そんな怒るなよぉ!」
おそ松さんがヘラヘラと私の頭を撫でる。

「…………」
私は無言で彼を睨みつけた。

「いや、だってさ、ほら、勢いって言うかさ、ね?」

「最初に私が言ったこと覚えてます?」
怒りを抑えながら、努めて冷静に喋る。

「え〜っと、『おっぱい揉んで、あそこ舐めて、最低3回はイカせて』だっけ?」

「まったく違います! そんなこと言ってないでしょ!? 『フザケないで、中出ししないで、優しくして』って言ったんです!」

「あ〜うん、そうね。ほぼ守れなかった」
おそ松さんがポリポリと頬を掻く。

「もうっ! 妊娠したらどうするんですか!?」

おそ松さんはニヤリと笑い、私の肩を引き寄せた。
「いいんじゃね? どうせすぐ結婚するんだから。子供たくさん欲しいしさ」

「え……おそ松さん……?」
私は顔を上げて彼を見つめる。

おそ松さんが優しく微笑む。
「ゆり、好きだ……。結婚しようぜ……」

おそ松さん……。

私は彼を見つめ、優しく微笑んだ。
















「嫌です」


「はぁっ!? ウソ!? なんで!? この流れ、絶対オッケーだろ!?」
おそ松さんが私の肩を乱暴に揺さぶる。 


/ 724ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp