《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第22章 おそ松END〜なごみ探偵とわたし〜(※)
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「ゆりちゃ〜ん! そんな怒るなよぉ!」
おそ松さんがヘラヘラと私の頭を撫でる。
「…………」
私は無言で彼を睨みつけた。
「いや、だってさ、ほら、勢いって言うかさ、ね?」
「最初に私が言ったこと覚えてます?」
怒りを抑えながら、努めて冷静に喋る。
「え〜っと、『おっぱい揉んで、あそこ舐めて、最低3回はイカせて』だっけ?」
「まったく違います! そんなこと言ってないでしょ!? 『フザケないで、中出ししないで、優しくして』って言ったんです!」
「あ〜うん、そうね。ほぼ守れなかった」
おそ松さんがポリポリと頬を掻く。
「もうっ! 妊娠したらどうするんですか!?」
おそ松さんはニヤリと笑い、私の肩を引き寄せた。
「いいんじゃね? どうせすぐ結婚するんだから。子供たくさん欲しいしさ」
「え……おそ松さん……?」
私は顔を上げて彼を見つめる。
おそ松さんが優しく微笑む。
「ゆり、好きだ……。結婚しようぜ……」
おそ松さん……。
私は彼を見つめ、優しく微笑んだ。
「嫌です」
「はぁっ!? ウソ!? なんで!? この流れ、絶対オッケーだろ!?」
おそ松さんが私の肩を乱暴に揺さぶる。