《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第19章 最終決戦(※)
「ゆりに何してるんだ! 離せ! お前が殺したいのは俺だろ? ゆりは関係ない!」
一松さんがわめくと、カラ松さんは楽しそうに笑った。
「フッ、ギロチンはヤメだ。こっちのほうが一松が喜びそうだからな」
私を無理矢理引っ張ると、今度は円柱の真向かいに置かれていた金属製のベッドに乗せる。
抵抗する間もなく、腕を上げられ、手首に手錠がかけられる。
「いやっ!」
叫んで暴れても通じず、カラ松さんは私の足を無理矢理開くと足首に枷をつけた。
ベッドに括り付けられた状態だ。
「おい! やめろ!」
一松さんが叫ぶ。
「うるさいぞ、一松。ああ、そうか。一松は、ゆりが好きなんだっけ?」
「っ!」
「じゃあ、そこで見てろよ。この俺に愛されて悦ぶゆりをな」
「なっ……!」
カラ松さんは、私の胸をはだけると、再び膨らみを弄り始めた。
「あっ、い、いや……!」
悲鳴を上げると、カラ松さんは私の耳元で低く甘く囁く。
「なぜ嫌なんだ……? さっきあんなに乳首を硬くしていたじゃないか……。満更でもないんだろう?」
「っ!」
思わず体がビクッと反応する。
一松さんの前でそんなこと言わないで欲しい……。
一松さんに視線を移すと、目を見開いて、私を見ている。