《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第3章 紫の夜の秘めごと(※一松)
ふと、窓ガラスに映る自分の姿が目に入った。
今日初めて出会った男に跨り、メスの顔をして、艶めかしく体を反らすその姿。
私の知らない大人の女が映っていた。
ドキリとする。
これが本当に私……?
私は腰だけを動かしながら一松さんに覆い被さり、耳元で囁いてみた。
「一松さん……もっと虐めてほしいですか……?」
「っ!!!!」
一松さんがビクリと体を震わせる。
「ゆり……お、俺、もう……」
頬は上気し、潤んだ目が意地らしい。
「まだ、イッちゃだめだよ……?」
耳元で囁いてから息を吹きかけると、「ふぁっ……!」と、一松さんは喘いだ。
気持ち良さそう。
もっと、感じて欲しい。
「さっき色々されたお返し……」
一松さんの胸の尖りを強く摘む。
一松さんの体が跳ね上がり、私の中で彼の欲望がさらに膨れ上がるのが分かった。
なんて可愛いニャンコだろう。
いっぱい虐めて鳴かせたい……。
私は一松さんに抱きつき、身体を密着させながら腰を弾ませる。
「んん……んっ……!」
快感が全身を駆け上がる。
背中を汗が流れ落ちた。