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《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第3章 紫の夜の秘めごと(※一松)


一気に現実に引き戻される。


部屋の外に誰かいる……?


私と一松さんは、騎乗位で繋がったまま息を潜めた。


「あの女じゃねぇの?」

「どこの部屋だよ? もしかして、ヤッてんじゃね?」

「マジかよ、探そうぜ」

複数人の男の声が聞こえる。

どうしよう。
鍵を掛けているから急に入っては来ないだろうけど、見つかったら……。

外の様子を伺いながら、ふと一松さんを見下ろすと、不安そうにドアを見ている。

もし、彼が猫だったら、ピンと耳を立てて毛を逆立てているに違いない。

心配そうにしている一松さんを見ていたら、いたずら心がムクムクと頭をもたげてきた。



私は再び動き始めた。


「っ!? お、おい! ゆりっ! 人がいるだろっ! い、今はだめ……!」

私は動きを止め、「しぃーっ」と人差し指を一松さんの唇に当てた。

「一松さん、聞こえたら困るでしょ……? 声出さないでね?」

「なっ……!?」

一松さんの顔が真っ赤になる。


私は気にせず、円を描くように腰を大きく回し始めた。

「んんーーーー!!!!」

一松さんが口を押さえて必死に声を我慢する。
甘ったるい刺激が下半身に広がった。

外からはまだ男たちの喋り声が聞こえている。
私がいる部屋を確認しているのだろうか。


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