《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第3章 紫の夜の秘めごと(※一松)
一松さんが熱のこもった目で見上げてくる。
「ゆり、動いてよ……」
私は頷くと、腰をゆっくりと前後にスライドさせた。
「っ……!」
一松さんが息を呑む。
腰の動きに合わせて、肉棒が私の中で擦れるのが分かった。
「……くっ、ゆり……」
腰の動きを速めると、一松さんの顔が大きく歪む。
私は慌てて動きを止めた。
「大丈夫? 痛かった?」
心配になって顔を覗き込むと、一松さんは目を潤ませ首を振った。
「違う……。めちゃくちゃ気持ちよすぎて……」
そこまで言うと、私の腰をおもむろに掴み、下から自分の腰を突き上げた。
「あぁんっ!!」
思わず仰け反って嬌声を上げると、一松さんはさらにガンガンと突き上げる。
「あっ………あぁんっ……ぁっ……」
「……っ! ゆりっ!」
下から一直線に貫かれる快感に溺れ、私は声を上げながら一松さんの上で身を捩った。
「う……この眺め、えっろ……たまんねぇ……」
一松さんがポツリと漏らす。
下からの視線が揺れる胸の膨らみを捉えた。
その時、突然。
「なあ、どっかから悲鳴みたいなの聞こえね?」
外から声が聞こえた。
私たちは反射的に動きを止める。