《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第17章 淡い緑に癒やされて(※チョロ松)
警部の手が止まる。
私は大きく息をつきながら、余韻に身を置いた。
玩具はまだ低い音を出しながら、膣の中で動き続けている。
「チョロ松警部……」
「ん?」
優しい瞳が私を見下ろす。
下がった眉、への字口。
頬は興奮に染まり、愛おしそうに私を見つめる。
「もう……抜いて……下さい……」
チョロ松警部が小さく笑う。
「抜かないでと言ったり、抜いてと言ったり、我儘な子だなぁ」
「だって、もう……」
「はいはい。見事に僕の前でイッちゃったね。気持ちよかった?」
チョロ松警部はゆっくりと玩具を引き抜き、スイッチを切った。
枕元のティッシュでそっと秘部を拭いてくれる。
「本物の……チョロ松警部……ですよね……?」
改めて警部を見つめると、また笑われる。
「今さら? 本物じゃなかったら、知らない人にイカされたことになるよ?」
「そうですけど……」
警部は横にあったタオルケットを取り、私に優しく被せた。
「見て分かる通り、抜け出してきたんだ。このまま大人しく捕まっているわけにはいかなくてね」
「抜け出したって、どうやって……」