《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第17章 淡い緑に癒やされて(※チョロ松)
ぐちょぐちょと抜き差しされる水音。
「あっ……やぁんっ……あああっ……あ……!」
足を伸ばして力を入れ、達しそうになると、途端に玩具は引き抜かれる。
もう少しだったのに……。
熱ともどかしさが蓄積していく。
警部は卑猥に動き続ける玩具の先端をまじまじと眺めた。
「うわ、すごいなぁ。ベタベタに濡れて糸を引いてるよ。感じすぎだね、ゆりくん」
「…………」
「なに? もっと挿れて欲しい?」
優しく微笑みながらも、その瞳は意地悪く光る。
「挿れて欲しいと言うか……抜かないで……欲しいです……」
警部は玩具の先端を軽く舐めた。
「『抜かないで』っていつまで? ずっと?」
「えっと……その……」
「はっきり言ってくれないと、分からないなあ。教えたよね? 相手に伝わるようにはっきりと発言をするように、と」
「それは仕事の……話……」
チョロ松警部は玩具をかざしながら、私の顔を見つめる。
「仕事の話? ゆりくんは仕事とプライベートは分けて考えるタイプ? 僕なんかは常に仕事を意識して日々を過ごしているよ」
「…………」
言葉を失うと、警部は胸の膨らみをやわやわと揉んだ。