• テキストサイズ

《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第16章 赤い淫魔の調教(※おそ松)


息を切らして、余韻に身を任せる。

おそ松さんが繋がったまま、そっと私の額にキスをした。

「気持ちよかった? おめめ潤んじゃって、かーわいっ!」

ニタッと笑いながらも瞳には優しい光が灯っている。

「おそ松さん……」

「なに?」

「キス、こっちにも……して……」

唇を突き出すと、苦笑いをされる。

「あらら、イッたら随分素直になっちゃって」

おどけながらも、おそ松さんは私の唇に優しく唇を重ねた。

達した後の気だるさも相まって、甘い感触に脳がうっとりと震える。

おそ松さんは、すうっと唇を滑らせ、味わうように私の唇を吸うとゆっくりと離れた。
 
「いや……やめないで……おそ松さん……もっと……」

淋しくなった唇をまた突き出すと、おそ松さんは困ったように眉を下げた。

「あのさ、忘れてると思うけど、俺、まだ入ったままで、イッてないんだけど。できればキスよりとりあえずイカせてくんない?」

「だめ。キス」

おそ松さんが笑い出す。

「んだよ、も〜! あーはいはい!」

また、私の唇を塞ぐ。今度はもう少し長いキス。
ねっとりと舌を絡ませながら、自然と私たちは手を繋いだ。

私の中のおそ松さんがピクピクと動くのが分かる。


/ 724ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp