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《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第16章 赤い淫魔の調教(※おそ松)


「そんな……」

まさか拒絶されるとは思っていなかった。
いつもしつこいぐらいに追いかけ回してきたくせに。

おそ松さんは私の手を引き剥がす。
「なに? 言いたいことあるならはっきり言えよ」

声が明らかに苛ついている。 

一体、急にどうしたの……?

私は泣きたい気持ちでおそ松さんをまた掴んだ。

「どうして急にそんな冷たくするんですか!? ちょっと黙ってただけなのに! 私、私……! おそ松さんとなら最後までしてもいいって思ったのに!」

おそ松さんが息を吐く。
「今更なに言ってんだか。てか、俺としたいの?」

「したい……です……。だから、そんな冷たいこと言わないで……」

「いや、聞こえなかった。はっきり言えよ。じゃなきゃ、してやんねーよ?」

「えっと! あの! おそ松さんと……したいです」

長い沈黙。










「ゆりちゃん、合格」

「え?」

暗闇の中で、おそ松さんがいきなり服を脱ぎ捨てたのが分かった。

「何、突っ立ってんだよ。ゆりちゃんも脱げよ」

「で、でも」

「あーもう! ごちゃごちゃうるせぇ! 早く脱げって!」

気圧されて私は慌ててブラを外し、服も下着もすべて取り去った。

間髪入れずにおそ松さんが押し倒してくる。

「あー! 裸でぎゅっするのサイコー!」

「おそ松さん?」

一気に態度が戻り、驚いていると、おそ松さんが耳元で囁いた。

「な? 分かった? これが『誘導』。人に言って欲しいことを言わせるのなんて、コツさえ掴めば簡単簡単」

「っ!」

おそ松さんは、私の身体を撫で回すと、すぐに太腿の間に指を這わせる。


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