《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第16章 赤い淫魔の調教(※おそ松)
「っ……おそ松さ……ん……! ちょっと……!」
胸あたりを叩いて抵抗の意を示すと、離してくれるどころか、さらに強い力で引き寄せられる。
「言ったじゃん。俺、アレな気分になっちゃったって……」
おそ松さんの唇が首から耳の後ろへと上がってくる。
「やっ……! さ、さっき……無理矢理しないって……言ったじゃないですか……」
何も見えないせいで感覚が敏感になっているのか、どうしてもおそ松さんの唇の動きに意識がいってしまう。
「うん、言った。まずいよなぁ。今、コレ、すっげぇまずいよなぁ。分かってるから……」
耳の後ろをゆっくりなぞると、次は耳たぶを優しく噛む。
「やぁあんッ!」
思わず顎が上を向く。
「可愛い声出るんじゃん。あー、こんなことしてたらだめだよな。うん、もう、やめるわ……」
そう言いながら、耳たぶを舐め回すと、唇は首を滑り、鎖骨へと下がる。
「おそ松さん……だめ……」
「うん、知ってる」
ブラウスのボタンに手が掛かり、上からブチブチと外し始める。
ブラウスの上半分が開かれ、鎖骨から唇がさらに下がってきた。
「あ……」
胸元の膨らみに一直線に向かう。