《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第13章 青いプールに咲く花火(※カラ松)
真っ暗な水の中で私たちは互いの身体に手を伸ばした。
何も言葉を交わしていないのに、お互いの気持ちが手に取るように分かる。
二人とも同じことを考えていた。
『脱がせたい……』
カラ松さんの手が私のスカートを引き下げようとする。
ほぼ同時に私はカラ松さんのベルトを外す。
水の中で互いの服を剥ぎ取ろうとし合う私たち。
水圧で身体に張り付いた服は、なかなか脱がせられない。
地上に上がれば済む話。
分かっているのにそれを待てない。
止められない欲情。
やがて、カラ松さんが力任せに私のスカートを下ろし、ストッキングと下着を強引に取り去った。
ブラウスのボタンを引きちぎり、乱暴に脱がせると、ブラジャーを外す。
私もカラ松さんの細身のパンツを引き下ろし、パーカーを無理矢理脱がす。
膨らんだ下着も一気に下ろす。
私たちは一糸纏わぬ姿になると、浮上し水面に顔を出した。
「はあっ……はあっ……はあっ……」
新鮮な空気が肺に一気に流れ込む。
息継ぎの時間さえ惜しい。
私たちはすぐに抱き合い、また沈む。
一つになりたくて、溶け合いたくて、腕を回し、足を絡ませれば、応えるようにカラ松さんが私の背中を撫で、優しく尻を揉む。
カラ松さんの足の指の先まで丁寧に唇で愛撫すれば、彼は私の胸を揉みしだき、蕾を摘む。
「っ!」
刺激が身体を走り、体を反らす。
カラ松さんの腕が私を優しく包み込んだ。