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Waist Line
第1章 1
香菜の言葉に、再び俺は目を丸くした。
そんな俺の顔を見て、香菜は、何ですか、と不機嫌そうに言った。
「いや・・・香菜がそういうことを気にするとは思わんかったから・・・・・・」
「私だって一応女の子です!!気にしますよ、そりゃ・・・」
香菜が口を尖らせる。
────その瞬間、胸がドキッとしたのには気付かなかったことにしよう。
俺は考えを巡らせる。
「んなん、好みやろ」
「え?」
香菜が俺を見る。
俺は組んだ両手を弄りながら、言葉をつむぐ。
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