• テキストサイズ

そして今日も生きていく【R18】

第10章 ペンダント


颯太side

「昨日、将樹と話しただろ?」

「……あ!そうだった!すぐ準備してくるね!」

「ちょっと、どこ行くんですか?!」

「どこでもいいだろ?急ぐから、家帰ってろ。」

あの後結局海堂は家に泊めた。
寝るときもこいつは布団の中でずっと俺に引っ付いていた。

「やです。俺も行きます!」

「お前には関係ないから!」

「関係あります!恋人です!教えてください!」

「あーもう!わかった!さっさとしろ!」

いっくんと将樹くんに何て言おう。
でも俺の事知った時点で……一緒か。

海堂と一緒に玄関を出た。

「おい、颯太。そいつは……」

「あーもう知ってるから。俺の事。」

「……そうか……まぁ、将樹次第だな。」

いっくんは俺たちを案内してくれた。


着いた場所は、倉庫みたいな場所で、中には将樹くん含め3人がいた。
全員能力者。

それぞれ自己紹介までされた。

海堂の事も認めてくれた。

もちろん、この事は他人には口封じで。

将樹くんからは仲間になってほしいと言われた。
仲間……
まぁ……別に仲間がいることはプラスになるし……

俺はOKを出した。

「火の能力者ね……俺、1度対戦してみたかったんだよね……」

確か……昂って言ったけ?
水の能力者……

勝てる訳ないけど……何かやる気満々だし。

「昂、向こうでやれ。」

「はいはい。」

そんな予定なかったんだけどな……

/ 245ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp