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そして今日も生きていく【R18】

第8章 仲間……?


颯太side

「……先輩!」

「ん?」

「その……俺、前にも言いましたが、颯太先輩の事が好きです!」

……あーあ……知ってるって……
しつこいな。

「あのねぇ、俺の事あまり知らないでしょ?それで好きっておかしいって。俺の本性知ったら幻滅するかもしれないし。お前の思ってるようないい人じゃないから。」

「俺は!例え先輩がどんな人でも嫌いにはなりません!どんな秘密を持ってても大好きです!だから!付き合ってください!」

……どんな秘密ね……そんなの分かんないよね。
実際、俺能力者だし。

「……やぁだ。」

俺は海堂に向けて舌をべーっと出した。

「先輩……反則です……」

「は?なにが?」

いきなり胸ぐらを捕まれた。
え?殴られる?

と思ったけど、キスされた。

「……ん!?んんっ!!」

クソっ!
舌まで……っ!

「ふんんっ!プハっ!////」

コイツ……っ!

「何すんだよ!////」

「甘い……舌に付いてますよ(笑)」

「あっ!!////」

ふざけてる……そんなんで普通キスするかよ!!

「……先輩……可愛いですね。」

「はっ!?ちょっ!まっ……んんっ!////」

またっ!
嫌なはずなのに……気持ちよくなってる……
怖い……
駄目だ、このまま堕とされる……

手で必死に抵抗したけど、抑えられる。

「んっ……あっ////」

だめ……駄目だ……っ!!

ボウッ!

「あつっ!!」

しまった!
つい力が……

手から炎を出してしまった。
やばい……どうしよ……

いや、ちょっと待て……これは嫌われるチャンス……

「先輩……?今の……」

俺は何も言わずに走ってその場から離れ家に帰った。
これで……もう……
いいんだ。
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