第8章 仲間……?
ヒカルside
イツキのやってる事の意味が分からない。
身体中を触られる。
痛いけど……何か気持ちよくて……
「ごめん、ヒカル。痛いよな。」
イツキはボクから離れて触るのを辞めた。
何で辞めるの?
もっと……して欲しい……
何でかわかんないけど、気持ちいい。
ずっとドキドキしてる。
「……やだ、もっとして////」
「……けど……まだ早い……」
「いいから……まだドキドキしてて……冷めそうにないから////」
イツキは「はぁ……」と息を吐いてボクを抱き上げた。
連れていかれた場所はベッド。
「……後悔すんなよ……」
「……うん……」
その時のイツキの目は心配している感じがした。
後悔なんてしない……だってイツキが側にいてくれればいいから。
「あ゛っ!……うぅっ!」
何これ何これ何これ!?
すっごい痛いっ!
「我慢しろ……お前から言ってきたんだろ……」
「でもっ!これっ!う゛ぅ!!」
こんな所にイツキのが入ってるなんて……
うそ……全部入ってる……
「動くぞ?」
「えっ!?」
イツキの腰がゆっくり動き始める。
動く度に奥の方が痛む。
「いっ!あっ……////」
こんなイツキの顔……初めて見た。
苦しそう……
あれ……?どんどん気持ち良くなってきた……
「イツキっ!あぅ……きもちっ……////」
イツキの首に腕を回して抱きしめる。
それが温かくて……安心できて……気持ちよくて……
「ヒカル……」
イツキはボクにキスをして舌を口の中に入れてきた。
さっきのだ。
頭がフワフワして、意識が飛びそうになる。
「ヒカル、もう出る……」
「でる……?」
なにが?
えっ?何かお腹が……熱く……
「はへ……?////」
あれ……腰が勝手に……ビクビクなる。
どうしよ、止まんない……
「ヒカル……可愛い……」
額にキスをされる。
「……大好きだ。」
イツキの「大好き」って言葉がすごくずっしりとくる。
……神様、化け物みたいなボクはこんなに幸せでいいんですか?
幸せになっても……バチは当たりませんか?
もし許されるなら……これからもずっとイツキの側に居させてください