• テキストサイズ

そして今日も生きていく【R18】

第5章 颯太の本性


ヒカルside

「そろそろアイツも来るな。」

「イツキ?」

「あぁ。」

今日はマサキにお礼を言わないと……

「あ、あの!」

「?」

「今日は……その……ありがとう……////」

うわぁ……お礼言うのってこんなに恥ずかしいんだ。
あんまり話したことないから……

「……おう……」

マサキってずっとあの表情だからわかんない……
目つきが悪くて、怖い……でもいい人……だと思う。

イツキと一緒で優しい……

イツキの顔が浮かぶ。
あれ、何か顔が熱い……

「……好きなのか?」

「はえ?!す、好き!?////」

「樹輝。」

「あ……うーん、わかんない。イツキには俺の好きとお前の好きは違うって言われた。」

「……好きね……」

マサキなら分かるかな……

「ねぇ、好きって何?」

「……そうだな……もし、樹輝と他のやつがキスとかしてたらどう思う?」

え…キス……

「……わかんない……そんな所見たことないし……どう思うかなんてその時にならないと……」

「……そうか……もし、イライラしたり嫌だと思ったら恋だな。」

「……恋……?それって好きと違うの?」

「違う。……まぁそのうち分かるだろ。てか、俺もそんな経験ないから聞くな。」

「あ、ごめんなさい……」

迷惑だったかな……
/ 245ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp