第3章 将樹
ヒカルside
イツキに抱かれた状態で目が覚めた。
目の前にはイツキの胸。
?あれ?
こんなの付けてたっけ?
丸い金属の中に緑に光る物がある。
これなんだろ。
「んー……」
イツキがボクの頭の上で声を出す。
起きたかな?
「……zzz」
あ……また寝ちゃった……
昨日の話を思い出した。
今ならイツキ寝てるし……
ボク……イツキの事好きだし。
ボクはイツキのお腹の上に座ってキスをした。
こんなことしてもイツキは死なないんだ。
良かった……
「ん?」
あ、起きた。
怒られるかな。
「イツキ……ごめっ!?」
逆に押し倒された。
どうしよ……怒ってる?
すると、キスを返された。
それに舌が入ってきた。
「んん…ふぁ…////」
「んっ……っ!?」
急にビックリしてボクから離れた。
「ご、ごめ……////」