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そして今日も生きていく【R18】

第2章 初めての外の世界


ヒカルside

「お待たせいたしました。」

目の前に料理が置かれる。

「イツキ……これ何?」

「ハンバーグ。」

「はんばーぐ……」

どうやって食べるのかな?
ジュージューと音が鳴っている。

「ヒカル、コレと……コレ持って。」

1つは先が四つに分かれている銀の棒でもう1つはナイフ。
ナイフはよく見たことあるから分かる。
けど、使い方がわかんない。

「こうやって……切れるから。やってみろ。」

「ウン。」

わぁ、凄い……
小さくなった。

ボクは1切れ口に運ぶ。

「っ!あひっ!」

口の中が熱い。

すると、イツキがボクのを1切れ取って口元には運んだ。
息を吹きかけてる。

「ほら、口開けろ。」

「あ……」

パク……

あれ?
熱くない……
食べれる。

「おいひい……」

「だろ?俺の大好物。」

「だいこうぶつ?」

「1番好きって事。」

「へー……ボクも大好物。」

「っ今度は他の食べさせてやるよ。」

あれ?イツキの顔……赤い。
なんかボクの心臓も痛くなってきた。
なんだろ……これ……

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