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そして今日も生きていく【R18】

第12章 味方か敵か


将樹side

「けど……」

「……?」

「……伯父さんが死んだら……俺も色々大変だから死ぬなよ////」

何言ってんだか。

「まさき〜!本当は俺のことが好きなんだな!」

「うっ苦しい!離せ!しかも好きとかじゃねぇ!葬式とかだ!////」

「あれれ〜もしかして将樹くんはツンデレですか〜?(笑)」

「ほんとに死ぬか?俺が殺してやろうか?」

「いえ、遠慮します。」

やっと離してくれた。
引っ付いていた部分だけが熱い。

「……心配ねぇよ。俺は死なねぇから。お前を独りにはしねぇから。お前を守るってお前の父親と約束したしな。」

「……そう。」

「それに!」

また後ろから抱きついてくる。

「ちょ!また////」

「お前に『好き』って言われるまで死なないから。」

「しつこい////」

急に耳元で真面目な声で囁かれる。

伯父さんには死んで欲しくない。
それが本音だ。

また親父の事を思い出してしまいそうだから。
忘れようとしても幼かった俺にとっては衝撃的すぎたから無理だ。

「約束だからな……死ぬな。」

「……あぁ。……やっぱ将樹はツンデレだな!ぐはっ!」

「早く寝ろ。」

俺は伯父さんのみぞおちを肘で狙い打った。

「死ぬな」って言葉取り消そう。

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