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そして今日も生きていく【R18】

第12章 味方か敵か


将樹side

「で?……なんで俺のベッドに入ってきてんの?」

「だって俺だけ布団やだ。」

「布団貸してやってんのに文句言うな。引っ付くな。寝にくい。」

「将樹細いなぁ。ちゃんと食べてんのか?」

「食べてる!だから離れろって!うぜぇんだよ!////」

伯父さんは俺を後ろから抱きしめたまま離さない。

くそ……力強ぇな……

「やだ。このまま寝る。」

「寝れるかよ!////」

耳に息が当たる。
擽ったい。
変な感じだ。

「なぁ、将樹。」

「何だよ?」

「……仲間の事、好きか?」

何今更言ってんだ?この人。

「好きじゃなきゃ一緒にいねぇだろ。」

「……そっか……もし仲間が危険な目に会ってたら命懸けでお前は守るのか?」

「聞くまでもねぇだろ。」

俺は伯父さんの手を何とか引き剥がそうと手に力を入れていた。
けどびくともしない。

「……何でそんな事聞く訳?」

「いや、なんとなく。ちなみに俺は?」

「……は?嫌いに決まってんじゃん。」

「う……今のは結構傷付いた……」

まじで落ちこんでる。

「……俺は将樹の事好きなんだけどなぁ。」

「あっそ。」

「ねぇ、そんなに冷たいと伯父さん死んじゃうよ。」

「勝手にどうぞ。」

「え……」

俺は話しながらも伯父さんの手を剥がそうとしていた。
この人ほんとに普段何やってんだ。
力強すぎだろ。
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