第11章 つり合わない
颯太side
俺は両腕の2人を振り払い、その場から逃げた。
逃げねぇと!
やばい!
誰か……誰かいねえのかよ!
てかここどこだ!
ドクンッ!
っ!?
なんだ……これ……
急に体が……熱く……
動けねぇ……
「効いてきたみたいですね(笑)」
「俺の体に……何しやがった……」
「言わなくても……分かりませんか?」
媚薬……か……
駄目だ……もう動けねぇ……
「颯太先輩、アイツより俺らの方が上手いと思いますよ?(笑)」
呼吸も荒くなってきた……
どうしよ……
「あーあ、こんなになっちゃって(笑)」
「俺らが気持ちよくしてあげますよ。」
「へ?……////」
いつの間にか押し倒されていた。
今、何が起きてるんだ?
何で俺らコイツらに体を触られてる?
何で声が勝手に……
「あっ……だめ……////」
「先輩、晃にここ何回入れられたんですか?アイツ気持ちよかった?(笑)」
海堂とはやったことない。
結局最後までせずに終わった。
敦君は携帯を取り出す。
「何すんだよ……////」
「ハメ撮りですよ(笑)」
「っ!や……頼む……止めて……っ////」
「ほら、足広げろよ……」
必死に抵抗するが無理矢理足を広げられる。
「っあ―――――っ!////」
下半身に激痛が走る。
うそ……入ってる……
海堂ともやったことないのに……俺の初めてがコイツらだなんて……っ!
「あれ?もしかして先輩処女だったんですか?(笑)」
「え?まじで!?じゃ、敦、先輩の処女貰ってんじゃん!」
「羨ましい!」
「やだぁ……やめてぇ!痛いっ!いやぁっ////」
激しく突かれる。
奥まで届いてジンジンと痛む。
けど、薬のせいか、それさえ気持ちよく感じた。
能力を使おうとしても力が入らなかった。
「先輩エロ(笑)」
「ハメ撮りのしがいがあるよ(笑)」
「先輩、口空いてるなら咥えてください(笑)」
「んぷっ!?////」
苦しい……喉が……
誰か助けて……