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そして今日も生きていく【R18】

第10章 ペンダント


颯太said

「ちょっと待っててくれるか?確か……ここら辺に……」

そう言って取り出したのはノート……

「あの……これは?」

「樹輝君のお母さんが残していた日記だよ。お父さんと出会った日から最後の最後まで書き留めてあったよ。」

最後のページだけ血が付いてる……

『いつき 生きて』

震えた字で大きくそれだけが書いてあった。
最後に伝えたかった言葉……
苦しみながらも……最後の力を振り絞って?

いっくんって凄く愛されてたんだね。

「このノートは何でここに?」

「樹輝くんがもう要らないって……言って置いていったんだ……そこに全て書いてあるが……一応私の口からも伝えておこうか。」


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