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そして今日も生きていく【R18】

第10章 ペンダント


樹輝said

「ヒカル……?」

ヒカルは目を覚まさない。
なんで……

「やっと静かになった。……おい、あっちはまだなのか?」

「すみません!中々……」

将樹達の方を言っているのか?

「はぁ、もういい。コイツが手に入った。退散だ。」

「はい!」

男達が帰っていく。
颯太も無駄だと思ってるのか抵抗しない。
ヒカルは…?生きてるのか?
でも頭を撃たれてた。
俺の中にもヒカルがいない。
ヒカルが……死んだ?
そんなの……

「おい……待て……」

「……なに?しつこいな……」

動かないはずの体が軽く感じ簡単に動く。

ピシッ!

何か割れる音がした。
その瞬間俺にはよく分からない力を感じた。
気がついたら俺の体は勝手に動いていた。

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