第3章 新生活
マンションの管理人さんに部屋が空いていないか訊いたところ、まだ空いているみたいだったので、貸してもらえる事になった。
2時間後-
前まで住んでいた部屋に戻れた!!
家具とか変わってないな〜
はっ!!もうすぐ夕方だ!!
夕飯の材料買いに行かないと!!
「信長様、夕餉の買い物に行って来ますね。」
信長様は少し思案した後
信長「……俺も行く」
「え?信長様も?
じゃあ、一緒に行きましょう!」
と2人で近くのスーパーに向かった——
スーパー-
信長「華恋、此れはなんだ?」
手にある物を持ち、見せる信長様
「コレは”カップラーメン”ですね。
お湯を注いで食べるんです。中には麺が入ってます」
信長「ほぉ…”かっぷらーめん”か…」
「食べてみます?」
信長「ああ。」
カゴに数個カップラーメンを入れる信長様。
この時代の文字、教えた方が良さそうだなぁ……
その後、信長様に「これは?」と訊かれる度に説明し、試しに買って食べてみるらしく、どんどん買う物が増えて行く——
スーパーから出て
信長「華恋、この時代の文字を教えろ。
読めぬと不便だ」
「ふふ、はい。では、ちょっと本…書物を買いに行きましょう。文字を練習する物があるはずです。」
近くの本屋へ行き、ドリルを買って家に帰ったが——
帰り道-
「信長様!全部持って頂かなくても!少し持ちます!!」
信長様は買った荷物全て持ってくれた。
「良い。俺が持つ」
「ありがとうございます。
では、今夜はとびっきり美味しいのを作りますね!!」
信長「ふ、楽しみにしている」
ニヤリとして言った