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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第4章 ♡良薬甘し(岩泉一)※お見舞いシリーズ※ 完結
放課後
俺は姫凪の家に向かった
いつもは開いてる玄関の鍵が
開いてない
姫凪しか居ねぇのか?
風邪ひきのくせに一人かよ
余計放っとけねぇ
起こしたら悪いと思いつつ
声だけでも聞けたらと
電話を鳴らした
すると
〈はぁい…はじめ
どうしたの?〉
掠れた声は意外と元気に聞こえて
「どうしたの?じゃねぇよ
家の前に居るから開けろ
顔見せろや」
ホッとし出て来る欲
声聞くだけじゃなかったのか、ってな。
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