第19章 近過ぎたキミ④(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「要らないかい?
オレは挿れたい、な?」
擦っただけで
立つ水音に照れる姫凪に
笑いかけると
『徹の…欲しい…
奥にちょうだい…
徹でイッパイになりたい…』
腰を浮かして先を飲み込む姫凪
「もちろん!
奥まで犯してあげる!」
余裕なんか一切どこかへ
行っちゃうくらいの破壊力
堪らず奥まで捩じ込んで
収縮する肉壁を膜越しに感じ
「そんなに締めたら
突いてあげられない、よ!
力、抜いて!」
突く度に痙攣するナカに
息を荒らげながら
腰を打ち付ける
抜ける気配のない力
それでも
壊れた様に早くなる腰の動きに
甘い声が高くなって行く
「こら…!ダメ、でしょ……!」
口に指を捩じ込んで
「噛んでなよ」
指に痛みを感じながら
腰を振り抜く
揺れて重なるリズム
千切れそうな位
飲み込まれ噛み付いてくる肉壁の中で
暴れ掻き混ぜ
乱れさせる
やっと抜けた力は
姫凪だけじゃない
オレの身体も骨抜きだ
「姫凪、好き…」
膜越しの欲と
愛の言葉を吐き出して
姫凪の上に重なった