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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第19章 近過ぎたキミ④(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


『ゴメンナサイ!
図書室でお勉強してたから!
帰りもそのままにしてて…』

やばいね、これ。
このままじゃ
母ちゃんに監視され兼ねない

慌てて頭をペコペコ下げる
姫凪に

「家ですればいいでしょ?
なんでわざわざ…」

母ちゃんの眉間に皺が寄る

ビクリと肩を揺らして
涙目になる姫凪

こらこら
なんて顔してるの?
怖がらなくていいよ?

姫凪が怒られる事なんか
なんにもないんだから

「そうそう!集中する為に
オレが図書室選んだからだから
姫凪は怒んないでよ母ちゃん」

責めるのはオレにしてよ
母ちゃん。

「あら?そうなの?」

「そうそう!
家だとオヤツとか漫画とかゲームとか
色々誘惑あるだろ?
オレも月バリとか読んじゃうし〜!」

尤もらしく母ちゃんに話して

「で?なんで商店街のオジサンが
この家に居るのさ?
父ちゃんは?」

サクッと話題をすり替える

オロオロしてる
姫凪は念の為
二人から隠して
こっそりギュッと手を握る

「こら、徹!オジサンって!
マコちゃんに失礼でしょ!
そのお父ちゃんを
ここまで運んでくれたんだから!」

目を見開いてオレを叱る母ちゃん

「父ちゃんを?」

「そうよ〜
紳士的で本当に
マコちゃん好きだわ〜!」

オレの頭をひっぱたいた顔から
トロリとデレた顔

これはマズいね。

岩ちゃん褒める時の顔だよね? 
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