第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「はーい、朝練はここまで〜
片付けるよー」
朝の時間はあっという間で
テキパキと
コートが片付いて行く
『お兄ちゃん、お疲れ様!
はい!タオル!』
コートから出て来る徹を待って
駆け寄ると
「はーい…
ありがとー…」
まだ拗ねてる?!
なんで?!
松川さんの言う通り
"大人しく"見てたじゃん?!
微動だにしなかったのに
お気に召されませんか!?
『とー…お兄ちゃん?
ご機嫌ナナメでしょうか?』
Tシャツの裾をひっぱると
「…うん」
ポツリと返事が返ってくる
『何が原因でしょうか??』
「岩ちゃん…」
はい?岩ちゃん??
『岩ちゃんがなに?』
「なんか触られてた…
あれはエッチな触り方だった…
なのに姫凪逃げないし
なに大人しく触らせてるのさ!」
松川ーー!大人しくが
裏目に出たよ!
じゃなくて!
『岩ちゃんが
エッチな触り方するわけ無いじゃん!
座って見てたから
パンツ見えるぞって
立たせてくれただけだよ!
後はスカートの
汚れはらってくれただけだよ!』
まさかの岩ちゃんにヤキモチ!
岩ちゃんとか
エロくない代表なのに!