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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


嶋田さんを振り切って
飛び込んだ家

潜り込んだ布団

徹からの連絡はないのが
寂しくて

またコッソリ
徹の部屋に足を踏み入れる

『昨日はここで…幸せだったよね?
……しなきゃ良かったの?
しちゃったから…こんなに辛いの?』

ガラリとクローゼットを開けると
沢山あるお宝映像。

『どう見ても…ギャップが…。
ギャップ萌…は、使い方違う…』

まな板のようにペッタンコ……

まさしく胸板…。

こんな悩みも…
って!
徹が好きなのは私だもん!

私…なのに…

なんで電話鳴らないかな…

LINEを作ってみるものの

さっきの冷たい声が
耳から離れない

『徹…怖い…よ…
嶋田さんの話したから
怒ったの?
何にもしてない…のに…
言い訳すらさせてくれないとか
ヒドイよ…』

綺麗に片付けた徹の部屋を見て
昨日の名残を消してしまった事を
今更ながら後悔する

もうシーツにも私の匂いはない
私が洗い流した

私のせい…

そうだよね

徹は悪くないよね

私が嶋田さんに
あの時LINEしたから

今こんな事になってるのも
私のせいじゃん…

徹ごめんね、ごめんね…

グスグス泣いてると

インターホンが鳴る 
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