第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
よし。大丈夫。
いつも通り。
じゃない所もあるけど
大丈夫!
さっきのエッチな姫凪で
反応しまくってる
自身をコッソリ隠して
部屋に戻った
出来るよ
簡単だよ
嫉妬も全部言い合えば良い
嫉妬した分抱き合って
好きだと伝えればいい
伝わるよ
伝えられるよ
一番近いんだもん
離れない距離に居るんだから
大丈夫だよ。
部屋に戻ると
姫凪はもう居なくて
ポツンと置かれた
フルーツゼリー
「待ってなって言ったのに…」
コッソリ部屋に帰ったのは
姫凪なりの
気遣いだろう
もしオレじゃなくて
母ちゃんが部屋に来たら
大変だもんね?
うん、分かるよ。
分かるけど、さ。
「姫凪…?
勝手に帰るなよ……」
隣の部屋のドアを開けると
ベットの上で布団に包まり
寝た振りしてる姫凪
『お兄ちゃん…あの……』
分かってるんだ
母ちゃんに聞こえちゃダメだから
徹って呼ばない事くらい
誰か居る時は
オレはお兄ちゃんなんだから
でも……!
「まだ…だろ?
さっきの続き…
疼いてるだろ?」
姫凪に覆いかぶさって
「声、我慢する勉強だよ……
上手に出来たら
ウサちゃんリンゴが待ってるよ?」
喉に噛み付く