第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
『ふぁ…ん!!…ッァ!』
「…もっと焦らす…よ?」
口を付けて無い方の胸に
手を伸ばして
クルクルと突起の周りを模る
「勝手に気持ち良くなっちゃダメだよ?
姫凪…チャント言いなよ?」
徐々に揺れ出す腰を掴んで止める
『徹…私……!』
ギュッとしがみついて
次の言葉を
吐き出そうとした時
ガチャリッ!
玄関の開く音と
「ただいまー!
徹ー…姫凪ー……!」
母ちゃんの声が響く
『あ…徹…』
「シッ…!」
慌てる姫凪を
膝からおろして
口を手で塞ぐ
「大人しく、ね?」
コクコクと縦に振れる首
「良い子だね」
微笑みかけて頭を撫で
「母ちゃん!おかえりー!」
いつも通り声を上げる
「待ってな、ね?」
部屋を出て
キッチンに顔を出すと
「姫凪の体調はどう?
夜中フラフラしてたのよー」
母ちゃんが買い物袋から
姫凪の好きな
果物を色々出してくる
「まだ寝てる?
リンゴ食べるかしら?」
「見てくるよ
ウサちゃんリンゴにしてよ
母ちゃん!」
「徹が食べたいだけでしょ?」
笑う母ちゃんに
"バレた?"って笑い返して
部屋に引き返す