第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「もちろん…!
イチャイチャしながら
食べよう?
…姫凪…大好きだよ」
でもそれを口にしたら
きっとオレ達の関係は
成り立たなくなっちゃうから
感じる悲しさを
塗り潰す位
抱き合おう?
好きって言い合おう?
『徹、好き…』
「もっと…言って……?」
『大好き……!』
オレに向けられる
笑顔を曇らせたりしないから
「ハハッ!かーわいい!
オレも…幸せだよ…!
ずっと側に居なよ…?
…幸せにしてあげるからさ」
一緒に生きよう?
服を直して
リビングにオヤツを取りに行った
手を繋いで
「あ!離しちゃダメ!
くっつける時は
くっつくよ!」
『はーい!』
ピタリと肌を寄せて
「そうだ!休んでた間の
勉強教えてあげよっか?
明日は部活ないしさ?」
『ほんと!?
教えて!きゃあ!徹先生だ!』
楽しい予定を
二人で立てた
寂しさなんか
感じた先から上書き
だよね?
そうだよね?