第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
『徹…!?』
眉を下げて
"えー"って顔して
抜こうとする自身を
太ももに力を入れて
拒否してくる
可愛い事し過ぎ!
勿体無いで我慢するのが
勿体無く感じるけど
「だーめ!
オレの部屋で
奥までシッカリ
気持ちよくしてあげるから
お強請り考えてなよ
ほら、洗ってあげようねー」
キミの最大値は
オレが全部曝け出させるって
決めたからさ
我慢する、が、勝つ。
姫凪の頭と身体を
綺麗に洗い
ついでにオレも
部活の汗を落として
部屋に雪崩れ込んだ
「姫凪、また?」
俺の部屋に着くなり
モジモジする姫凪
まさかまだ緊張してるとか
言われたら
堪らないんだけど
『あの…チョット待ってくれる?』
「え?なんで?」
余裕ぶってるけど
今すぐにでも
抱きたいんだけど?
学校からずっとガマンしてるしね!
『チャント…話したくて…
えっと…嶋田さんの事!
と、松川さんの事!』
いや、今ここで?
俺のヤキモチで片が付いたと
思ったけど…違うの?
そしてまさかの
まっつん?!
「…なに、かな?」
心臓が痛いくらい
大きく鳴ってる
『私…ね…
嶋田さんに…』
なにか、された?
「ん?」
無意識に低く冷たくなる声
さっき反省したのに
本当にガキ。