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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


携帯を鳴らすと
微かに鳴ってる音がする

どこから?

耳を済ませながら
音を追いかけると

お風呂場??

「姫凪!?
なんでこんな時間に
お風呂……うわぁ!!?」

水圧強めなシャワーが
オレに向けられる

『エッチ!!!!
なんで入ってくるの!?』

「ちょ!携帯濡れる!
シャワー止めて!」

『頭洗ってるの!
出てってよー!!』

よく見たら
髪の毛は泡だらけ

もちろん裸だし
色々隠せてないわけで。

これはサービスでオッケー?

「こンの!じゃじゃ馬!
大人しくしなよ…
どっちが不利か分からないのか、な!」

携帯をタオルに向かって投げて
制服のままお風呂場に押し入って
扉を閉める

『徹?!』

「泡だらけの姫凪も
可愛いね…」

昔からだよね
泡が目に入るの
超苦手でさ…
目はギュッと瞑ったまんま

開けられないんだよねー…

「さぁ、取り調べの始まりだよ?
覚悟は良いかい?お姫様」

軽く目の周りの泡を払って

シュルリとネクタイを解いて
目を塞いだ

「口は聞けるように
塞がないであげるね?
チャント応えなよ?」

「どうしたの?震えてない?」

『だって…徹の声…怖いもん…!』

色々落ち着いたから
イライラとかは
そこまでなんだけどさ

鍵も掛けないで
お風呂とかに入っちゃってる
この無防備な姫さんには

「お仕置き…されたいンだろ?
無防備な姫凪ちゃん?」

チョット怖い想いしてもらおうかな?
 
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